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執筆者の写真伶 佐々木

21.Pコート

2017〜18の曲作り対決から。正月に訪ねてきた親から服が酷すぎると百貨店に連れて行かれ、3割引で3万円のPコートに出会う。店員さんに「流行がないから10年着られる」と言われたことがきっかけで、唐突に将来について考えてしまう。人の思考ってそんなもんじゃないですか?上下水道完備でも急に「本当に彼女が欲しいのか?」と自問自答してましたね。

 家族を作って子供でもできれは、自ずと生活には変化が生じますが、ワンマンライフにお

いて変化を作るのはよほど意識的にやらないと難しいかもしれません。「変わってないのは自分だけ?」という未来がつい見えてしまったんですね。店員さんの一言で。

弾き語りの武器は、テンポの変更が自由自在なことだと思います。最初のデモではほぼキープテンポで行きましたが、ライブで思いっきり緩急をつける形でやるようになり、今回の録音もそれに寄せています。大橋Pが推してくれている曲で、僕も好きです。ライブで初見の人に受けやすい曲な気もします。


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